令和元年12月月例祭

令和元年12月月例祭

令和元年12月月例祭

【令和元年 年辞】
ー己捨亥進(こしゃいしん)ー

[一年の心得]
己を捨てて 他者の助けと成らざれば 己が亥進(真っ直ぐに進む事)も はばかられると知れ!

[年訓]
人の為 世の為に 猪突前進の年

[己亥(つちのとい)年]
平開けて 御代の移ろい駆け落ちぬ 深泥の沼の蓮の如くに
(たいらけて みよのうつろいこけおちぬ みどろのぬまの はすのごとくに)

平ら成る御代も明けて全く新たなる御代の到来と思えば、今までの苦労や思案も蓮の花が開く如くに消えて浄化を成す。

[要約]
今年は己亥の年廻りで腐葉なる土壌に種を仕込み、ただひたすらに耕す事に精を出す年です。
亥年は猪突猛進ですが己の亥は頑固盲進で人の言うことに耳を貸さぬ頑固さが在ります。
今年は御代の交代もあり思わぬ変化が起こる時でもあるので柔軟な思考と天恵を受ける素直さが必要とされますから亥年の粘り強さと貫徹精神を生かしながら、しなやかな思考と振る舞いを兼ね備えなければならない反心柔軟を心がける事が肝要です。
今年蒔いた種は良きも悪しきも必ず結実を迎えます。
心して世の為、他者の為に良い種を撒き、育んで下さい。
善き世の中を育むのは自身の行いからと心得る新年です。

弥栄

天元流之宮龍王院 琉祖 祥月
山蔭神齋 山蔭員英

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